大学では化学専攻だったMさん。その知識が活かせる品質管理や研究部門を主に、学生野球で培ったコミュニケーション力が求められる企業への就職活動を実施。カナエには営業部門での内定となりましたが、縁を感じて入社。現在は製薬会社のルート営業を担当し、意匠性や機能性を高める新パッケージの提案や、依頼事項の解決などを行っています。
営業部門では早い段階からスキルに応じた得意先を直接担当できるため、1年目から責任感を持った仕事が叶います。そういった挑戦ができるのは、カナエの組織力がバックアップしてくれるからに他なりません。
入社2年目の頃、担当した得意先に原因不明のトラブルが多発したことがありました。原因究明のために品質保証課や包装技術開発センター、エンジニアリング部門などに協力を仰ぎ、多いときには週7回も客先を訪ねました。結果、2年近い歳月をかけて問題を解消。得意先の「Mさんなくして解決はなかった」という言葉が大きな自信となり、今でも自分を支えてくれています。トラブル対応でも、新たな提案でも、ひとりで抱え込むことはありません。チーム力で課題を解決する社風が後押しになり、恐れることなく邁進できています。
カナエの組織力は、私をサポートしてくれる存在であり、奮起させてくれるもの。当社の技術力が100%発揮できる仕事を生みだせるよう、得意先との密な関係構築を目指しています。その一環として行っているのが、得意先を開発部門や工場に案内すること。カナエが有する機械、カナエにしかつくれないオリジナル製品とともに、当社の魅力を周知したいです。
この関係構築は、企業や業界のニーズをキャッチする機会づくりにもなります。特に、まだ世の中に存在しない製品などチャレンジ性の高い課題に対しては、「ぜひカナエに」と言っていただけるような信頼を重ねたい。既存品や既存包装形態の販売だけでなく未来志向で挑戦し続けることこそ、業界での競争に打ち勝ち、カナエの存在意義を高めると考えています。
私自身の就職活動当時、社長や採用担当者との面接は、趣味や特技の話をしたり、日常会話をしたり、とても和やかなものでした。開発希望だった私が営業として採用になったのも、その雰囲気によるものかもしれません。現在は、コミュニケーション力を活かせる仕事であり、熱意や誠意が伝わる仕事でもある営業職にやりがいを感じています
大容量から個包装へ、機能性から環境性へ。世の中において、求められるパッケージは常に変化をしています。消費者や社会の需要は得意先のニーズとなり、営業はそのニーズとカナエの橋渡し役といえます。私の繋いだ橋がより良い社会貢献につながるよう、これからも尽力します。
息子たちが小さいので、週末は家族でショッピングモールに出掛けたり、一緒に野球観戦(阪神タイガース)をしています。