2025年1月15日(水)~1月17日(金)に 東京ビッグサイトにて開催された「第15回化粧品開発展」に出展いたしました。 会期中の様子をご紹介いたします。
当社は、2025年1月15日(水)~1月17日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「第15回 化粧品開発展[東京]」に出展し、パッケージの力で新しくできること、お客様の選択肢を増やすことをテーマに展示しました。おかげさまで多数のお客様にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。
3R(Reduce, Reuse, Recycle)+Renewableによるプラスチックパッケージの資源循環(下図)に沿って、「紙素材」「モノマテリアル(単一素材化)」「減量化」などのサステナブルな開発パッケージを展示しました。
当社の主力パッケージであるコスモパックDL(詳細はこちら)やポーションパックに新しい形状が加わりました。
全成分表示等のスペースを確保でき台紙等の資材を削減できる「Tabコスモパック」や、少量充填に適したポーションパック新形状を展示いたします。アルミ蒸着で底材にメタリック調の美しい輝きを付与する成形材を使用した「シャインポーション」など高級感あるパッケージも多数展示しました。
当社工場で排出されるコスモパックの抜き品(アルミ箔構成のラミネートフィルム)からアルミを回収し、マテリアルリサイクルする取り組みについて展示しました。
メイン展示では、当社の紙素材や小型異形スパウト付きスタンディングパウチ、モノマテリアルパッケージなどの開発品を展示しました。
コスモパック(ハイバリア立体成形パッケージ)やポーションパックの新形状や新素材を展示し、興味を持っていただきました。
コスモパックの約40年のあゆみについて壁面にて展示を行い、コスモパック開発の経緯や、様々なタイプのコスモパックについて視覚的にわかりやすく展示しました。
出展製品を一部ご紹介いたします。
紙は再生可能な資源であり単体では生分解性もあることから、市場でもよく見かけるようになりました。EU等のプラスチック包装規制の強化や海洋プラスチックごみ問題の深刻化などの背景もあり、一次包装においても紙比率が高いパッケージのご要望をいただいております。
コスモパックNT
表層に紙素材を使用し、紙識別マーク表示が可能なハイバリア立体成形パッケージです。
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三層構成紙識別マークパウチ(開発中)
紙の構成比率が50%以上の液体充填に適したパウチ包装です。紙識別マークの表⽰基準を超える設計としているため、⾼いレベルでの環境対応が可能です。
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紙めくりフタ材ポーションパック
蓋材の表層をプラスチックから紙に切り替えることで、プラスチックの使用量を削減しながらもバリア性を確保します。紙の柔らかな印象で高級感を表現します。
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一般的なラミネートフィルムは、PET(印刷適性)、アルミ箔(バリア性)、PE(シール性)などそれぞれのフィルムの特性や機能をふまえて複数の素材が組み合わさっていますが、リサイクルが困難で焼却や埋め立てなどの方法がとられています。一つの素材を使って要求される性能を満たすモノマテリアルパッケージを開発することで、リサイクル適性を向上させることができます。
モノマテリアルポーション
蓋材、成形材ともに使用している樹脂の100%がポリオレフィン系 樹脂で構成されたポーションパックです。ドイツのリサイクル認証機関である「Institute cyclos-HTP」よりリサイクル適性の認証を取得しています。
詳しい製品情報はこちら
詰め替え用など、本製品ボトルと比べて使用するプラスチック量を削減し、廃棄時にコンパクトにできるパッケージを展示します。
大容量コスモパック
50mL程度の小さなボトルへの詰め替え用のコスモパックです。環境対策と洗練されたボトルライクのデザインを両立しました。ボトル製品に詰め替えれば、ごみの減量化につながります。
Tabコスモパック(開発中)
全成分などの表示スペースを大きく確保した新形状のコスモパックです。台紙等へのセットアップ作業を省略することができ、試供品だけではなく店頭でのディスプレイにも適しています。
汎用ポーション(容量0.5gは開発中)
使い切りのピールオープンブリスターパックです。少量充填に適したサイズを新たに作製しました。毎回フレッシュな状態で衛生的に使用でき、高級感もあります。加温充填も可能で、クリームだけでなくクレンジングバームなどにも対応できます。
シャインポーション
高級感や特別感を演出することができるポーションパックです。アルミ蒸着に着色コートを施すことで、着色メタリック調(ピンクゴールド、イエローゴールドなど)を検討できます。
詳しい製品情報はこちら
工場の廃棄物削減およびCO2排出量削減を目指し、マテリアルリサイクルの取り組みを推進しています。製品加工で排出されるコスモパックの抜き品(ラミネートフィルム)を、協力会社でアルミのマテリアルリサイクルの可燃材料とし て使用します。ラミネートフィルムのアルミ箔はアルミニウムとして回収しマテリアルリサイクルいたします。
「モノマテリアル(単一素材化)」について当社の取り組みを動画にてご紹介しています。モノマテリアルパッケージにご興味をお持ちの方は是非ご覧ください。
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