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重合体

簡単な低分子が、共有重合によって更に大きな分子を作る化学反応を重合という。重合の基本となる低分子物質を単量体(monomer)といい、生成したものを重合体という。

射出成形

インジェクション成形とも呼ばれる、プラスチック成形法のひとつ。熱可塑性樹脂を加熱溶解させ、冷却された金型に高圧で射出することにより成形する方法。

酸化防止剤

プラスチックの酸化を防止するために加えられる化合物。自主規制などで使用に制限がある。

コンパウンド

原料樹脂に各種の配合剤を加え、成形加工しやすくした混和物。

コロナ放電処理

印刷インキ及び接着剤などをフィルムに塗布する際、フィルム表面のぬれ性を改善するため、コロナ放電によって表面を酸化、粗面化し親和性をよくすること。

フィルムなどの剛性をいう。同一厚では弾性係数の大きいもの程腰がつよいと感じる。

高分子

分子量の大きい化合物。天然高分子と合成高分子とがある。

降伏点

物体の外力に加えてゆくとはじめは応力の増加に伴って歪みが増加するが、ある点に達すると応力は増加しないで歪みだけが増加しはじめる。この点を降伏点といい、降伏点における応力を降伏強さという。 単位はMPa又はN/m㎡。

光沢

物質の表面の艶輝きのこと。JISの定義では物体表面の光を正反射する性質を示す属性。

高周波誘導シール

導電体であるアルミニウム箔にうず電流を発生させて発熱体とし、熱伝導によりポリエチレン(PE)などのシーラント層を溶融し、冷却固化させ接着させる方法。一般的な熱板シール法より、シーラント層の温度上昇が急速であり短時間にシールが可能である。ガラス容器など一部の蓋材シールに適用されている。

高周波誘電シール

プラスチックの高周波誘電体損失を利用し、プラスチック自体を発熱させて溶融し、冷却固化させ接着させる方法。塩ビ、塩化ビニリデンのシールなどに使用される。

K-タイプ

塩化ビニリデンコートをしたフィルムを総称していう場合が多い(Kコートセロハン、K-PETなど)。DuPont社の塩化ビニリデンコートセロハンの開発記号がKであったことによる。

結晶化度

高分子の場合、一般に分子の一部が互いに配列して結晶領域をつくるが、その結晶領域の程度をいう。普通、結晶化度の大きいもの程、物理的、化学的性質は向上する(結晶と非結晶との割合比で表す)。

グラビア印刷

凹版印刷の一種で、版の凹みにインキをつめて原紙に移す方式。グラビア印刷は濃淡の再現をインキ層の厚みの差で出しているので微妙な濃淡が再現され、写真や絵画の複製には適した印刷方法。

共重合体

2つ以上の異なった樹脂を重合したもので、塩化ビニル-酢酸ビニル、エチレン-酢酸ビニルなどが代表的。

吸湿性

物質が水分を吸収する性質。ナイロンやセルロース系フィルムはこの性質が大きい。

キャスティング法

溶剤法とも呼ばれ、ポリマー溶液をフィルム状に流延した後、溶媒を除去し、ポリマーを固化してフィルムを作る方法。セルロース系フィルム、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリカーボネート(PC)などが代表的。

カレンダー法

2本以上のロールの間で、ポリマーを圧延してフィルムを作る方法をいう。ポリ塩化ビニル(PVC)が代表的。

カール

カーリングともいい、複合フィルムの場合、異種のフィルムをラミネートするため、フィルム各層の収縮率差により一方向に湾曲する現象。

ガラス転移点

ガラス状の物質の多くの物理的性質が、急激に変化する現象が起こる温度。物質固有の温度であり、個々によって異なる。

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