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  • 開発中

KNW(抜き刃の摩耗を低減できるPTPアルミ箔用白ベタインク)

包装機の抜き刃摩耗低減に

  • 抜き刃の摩耗に影響を及ぼすとされている酸化チタン含有量が、当社比で単位面積当たり約半分になり、
    かつ金属摩耗性の低い特殊な酸化チタンを使用しているため、抜き刃への影響が少なく、摩耗を低減できます。
  • 酸化チタン含有量を低減させているため、従来の白ベタインクと比較し、包装機での低温シール性が期待できます。

当社「ALT-PP®」「ALT-VC®」と併用することで、更に低温のシールが可能になります。
ご採用にあたりましては必ず貴社実機でのご評価をお願いします。

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ご提案事例 Examples Of Proposals

ご提案製品

医薬品PTPのPVC、PPシート用等のアルミ箔

課題と解決の方法

GS-1データバーの読み取り対応のため、白ベタ印刷を施したいが、ラインスピードは維持したい。
「KNW」は酸化チタン含有量が当社比約半分です。
バーコード読み取りのための白度は維持しつつ、熱遮へい性がある酸化チタン含有量が少ないため、熱伝導性がアップして従来の白ベタ印刷に比べて低温・低圧域でシールが可能となり、安定生産につながります。

抜き刃の寿命を延長させたい。
硬度が高い酸化チタンの含有量が約半分かつ、当社従来品よりも金属摩耗性が低い硬度ダウンした酸化チタンを使用しており、PTP打ち抜き時の抜き刃への負担が軽減されます。

白ベタ印刷の試作品をピンホールライトで確認すると、アルミ箔にカヤ(クラック)が発生していた。
「KNW」はカヤ対策に有効です。
①「酸化チタン含有量が当社比 約半分」×「当社従来品よりも硬度が低い酸化チタン使用」のダブル効果があります。
② 酸化チタン含有量減少で熱伝導性がアップすることにより、従来白ベタ印刷品よりも低温・低圧域でシールが可能となり、アルミ割れを防ぎます。

カヤ(クラック)の原因(PVCなど硬いシートで発生しやすいです)
① 高速化によるシール条件の高温・高圧化
② 白ベタインキに含まれる酸化チタンは硬いため、シール時にアルミ箔に亀裂を発生させやすいです。

導入のポイント

・GS-1データバーの下に部分的に白ベタを入れる「ザブトン方式」のデザインに変更する必要がなく、意匠性をキープすることができます。
・抜き刃の長寿命化により、メンテナンスの費用や頻度が低減できます。

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